2018年7-9月
7月
- 飯塚健『虹色デイズ』
- トム・ティクヴァ『パフューム ある人殺しの物語』(2006) 字幕
- 本木克英『空飛ぶタイヤ』
- 河合勇人『チア☆ダン』(2017)
- スティーヴン・チョボスキー『ワンダー 君は太陽』 字幕
- 細田守『時をかける少女』(2006)
- 佐藤信介『BLEACH』
- 立川譲『名探偵コナン ゼロの執行人』
8月
9月
- 山田尚子『映画 聲の形』(2016)
- 上田慎一郎『カメラを止めるな!』
- 佐藤祐市『累 かさね』
- マーク・フォースター『プーと大人になった僕』吹替
- 福田雄一『銀魂2 掟は破るためにこそある』
- 石田祐康『ペンギン・ハイウェイ』
・ペンギンは2回観た。ほんと可愛すぎた。CV北香那ちゃんが最高すぎるとほうぼうで叫んでいる。あと、やっぱり我慢できなくなって、フジテレビeショップで「アオヤマくんノート」を注文した。ツバメノートやモレスキンなど文具フェチにはたまらない作品。
・『センセイ君主』の月川監督は、現在公開中の『響 HIBIKI』でもメガホンをとっている。いつも思うんだけど、映画監督のスケジュールってどうなってるんだろう……。そんでもってキミスイ実写もこのひとが監督なのか。すごい。原作モノが多いみたいだけど、アクティブだなー。36歳!
・『BLEACH』個人的には満足だった。もちろんツッコミどころは多々あるんだけど(MIYAVIとか笑)、いい感じにまとめててVFXもおおーとなった。死神代行編だけで終わらないといいなあと思うけど、秒速で楽日をむかえたし難しいかなあ。
2018年1-3月
1月
- 吉田大八『クヒオ大佐』(2009)
- 石川慶『点』(2017)
- 川村泰祐『海月姫』(2014)
- マシュー・ヴォーン『キングスマン』(2015)
- 曽利文彦『鋼の錬金術師』
- 宮崎吾朗『ゲド戦記』(2006)
- 冨永昌敬『南瓜とマヨネーズ』
- 中村哲平『悪と仮面のルール』
- 武正晴『嘘八百』
- 廣木隆一『ストロボ・エッジ』(2015)
- 白石和彌『彼女がその名を知らない鳥たち』
- ジャン=ピエール・ジュネ『天才スピヴェット』(2013)
2月
- サイモン・カーティス『マリリン 7日間の恋』(2011)
- クリストファー・ノーラン『インターステラー』(2014)
- チョン・ビョンギル『悪女』
- 吉田恵輔『犬猿』
- 中田秀夫『MONSTERZ モンスターズ』(2014)
- 行定勲『リバーズ・エッジ』
- 大森立嗣『光』(2016)
- リュック・ベッソン『LEON』(1994)
3月
11月の映画キロク
じゅ、じゅうにがつ、だと・・・!?
劇場
-
三島有紀子『幼な子われらに生まれ』
-
三木孝浩『先生!、、、好きになってもいいですか?』
原作があるものについては、『先生!』以外はすべて原作未読。
『幼な子~』は、とてもよかった。三島有紀子監督は、『しあわせのパン』(2011)や『繕い裁つ人』(2015)のような穏やかな温かい色調もすばらしいのに、『少女』(2016)やこの『幼な子~』のような暗くて冷たくて観ているだけで息が詰まるような映像にも非常に長けている。今作は浅野忠信や田中麗奈といったベテラン陣の演技も素晴らしかったけど、田中信(浅野忠信)のふたりの娘役、友佳(鎌田らい樹)と薫(南沙良)が本当に本当によかった。なんと薫役の南沙良ちゃんはこれが女優デビュー作という…バケモノやで……。鎌田らい樹ちゃんはこないだ『先に生まれただけの僕』に出てました。
『ラストレシピ』は「音」へのこだわりがすごいな~となりました。食材を切るときのトントントントンという音がすごくここちよかった。
『泥棒役者』は高畑充希ちゃんがスーパーミラクルかわいかった。もっと観たかった。かわいい。かわいい。かわいい。あとクレジットの途中に挿入される映像が遊び心があってよかったです。これから『泥棒役者』を観る予定の方は、西田作品をひととおりおさらいしてから観に行くことを進めます。
映画祭
VOD・BD
- 松居大悟『アズミ・ハルコは行方不明』(2016)
- 西田征史『小野寺の弟・小野寺の姉』(2014)
- 行定勲『遠くの空に消えた』(2007)
- 三木孝浩『僕等がいた 前篇・後篇』(2011)
氷菓と先生
今日から1週間、TOHOシネマズでシネマイレージ会員の鑑賞料金が1100円になる「シネマイレージウィーク」が始まった。ので、まあ、当然のように映画を観てきた。はしごした。
安里麻里『氷菓』
原作は米澤穂信の同名小説。米澤作品は過去に『インシテミル』*1が実写映画化されています。
安里監督はホラー作品を多く手がけているみたい*2。私はホラーは門外漢なので、安里作品もはじめまして。あまり好みではなかったかなあ。
これは今回に限ってかもしれませんが、折木(山崎賢人)が推理をするときにグニャリ、と世界が歪む演出があるのだけど、どうにも寒い……。原作もアニメも触っていないので、なににどう引っ張られているのか分からないけど、なんだかなあ。ああいうわざとらしいのは、こと実写化作品においては裏目にでる確率のほうが高いとおもうのだけど。
三木孝浩『先生!、、、好きになってもいいですか?』
三木孝浩監督は、『ソラニン』(2010)で長編デビュー、その後『僕等がいた』(2011)や『陽だまりの彼女』(2013)など、漫画や小説などの実写化作品がメインの監督。主演の生田斗真とは『僕等がいた』以来のタッグ。
原作は河原和音先生の『先生!』。河原作品はこれまでにも『高校デビュー』*3や『青空エール』*4が映像化されています。
私は実写化が決まる前から原作が好きだったので、生田斗真が伊藤先生だと発表されたときに「いやかっこよすぎでしょ……」とわりとネガティブな印象をもっていたのですが、結論、結構楽しめました。
岡山ロケがいい味だしてます。路面電車〜〜〜! 映像が柔らかくて、じんわりあったかい雰囲気の作品。響が伊藤に「好きになってもいい?」と訊く社会科準備室のシーン、あれは自然光なのかなあ。予告トレイラーでも公開されてるカットだけど、きれいな光だった。
広瀬すずちゃんはほんとうにかわいいなあ……。
脇役の面々も良かったです。森川葵ちゃんは絶妙なおバカさとぽってりした唇でちーちゃんそのものだし、竜星涼くんも現代版・浩介って感じ。ただ、竜星くんのほうがとーまさんより背が高いので「伊藤に見下ろされて腹立つ浩介」の図がなくてすこし残念でした。比嘉愛未さんの中島先生が最高……。絶妙な色気。関矢っちの扱いが雑(笑)野間口徹さんの扱いも死ぬほど雑(笑)あんなモブ役をやるなんて……!
脚本は、前半はわりと原作に沿ってたけど、後半は結構オリジナルなかんじ。原作に忠実にしようとしすぎてダイジェスト感がでるよりは、原作をリスペクトしつつ綺麗にまとめるっていうのは良い手の加え方だなあと思いました。
そういえば、文化祭のシーンでワンカットだけとんでもない音ズレをしているところがあったので、これから観る方はちょっと注目してみてほしいです。すごかった。たしかに気付きづらいとは思うんだけど、おいおいマジかよっておもわず口をおさえたよ。
与太話
庵野秀明『シン・ゴジラ』(2016)の地上波初放送、今日だと思っていた。明日だった。映画が20:30までだったので、急いで帰ってきたのに、完全に勘違いしていた。スカポンタンである。映画と映画の合間にポップコーンと炭酸飲料も買っておいたというのに。